この企画では、サボテン料理の可能性をもっと広げていくために、どんな調味料が合うのかを検証していきます！今回は以下の調味料たちがエントリー！

（左上から）バルサミコ酢、胡麻ドレッシング、ねり梅、わさび、レモン果汁、
（左下から）白味噌、マヨネーズ、めんつゆ、バジルソース

酸味のあるサボテンに寄せて、酸味仲間のねり梅、レモン果汁、バルサミコ酢。調味料の王様マヨネーズ、あとは編集部の直感でこれは合うのでは？試してみたい！というラインナップです。笑　おうちにありそう、真似しやすそうな調味料をベースにしてみました。
試食方法は下処理した生のサボテンを短冊状またはブロックカットにして、各調味料をディップ！

女性４人で試してみていった感想はこちら。

• ねり梅

  梅の酸味の強さが勝つ印象。
  最後にうっすら青臭さは残る印象だが、全体的にさっぱりといただける。

• レモン果汁

  ほぼサボテンのまま。液体の果汁をつけるだけでは、サボテンの青臭さが勝つようです。酸味調味料代表格で一番合うかと思われていましたが、まさかの展開。

• バルサミコ酢

  バルサミコの酸味とサボテンの酸味が合う。サボテンサラダのドレッシングにすると良さそう。

• マヨネーズ

  ザ・王道。すべての野菜に合うであろうマヨネーズはやはりサボテンにも合いました。ですが、想像の域は脱せず。
  とはいえ、マヨさえあれば大丈夫という安心感は強い。野菜スティックにサボテンもいるのが当たり前になるといいなぁ。

• 胡麻ドレッシング

  合う！！！！サボテンの青臭さがなくなる。
  サボテンの酸味とも喧嘩せず、胡麻の香りとまろやかさがサボテンを包み込んでいます。ごまだれ料理ならバンバンジーのきゅうりをサボテンにしてみても美味しそう。

• わさび

  まさかのダークホース。サボテンの青臭さがなかったことに！
  わさびのツンとした香りとサボテンのみずみずしさがよく合います。ちょんっとつけるのがポイント。つけすぎ注意。

• 白味噌

  和食のレパートリーが広がる組み合わせが誕生です。
  白味噌のやさしい甘みが合います。上品な味わいになります。
  胡麻ドレより甘みを感じるかも。白味噌ベースのソースをつくったり、和え物など可能性が広がりそうです。

• めんつゆ

  うーん。サボテンの主張が勝ってしまう印象。味わう時には、サボテンとめんつゆの風味が完全に分離してしまいます。
  めんつゆ＋わさび＋サボテンは合いました。

• バジルソース

  サボテン、イタリアンに目覚める！バジルの香りととても合います！バジルソースに含まれるガーリックや塩分、チーズも合う要因かも？サボテンとバジルでピザなどいいかもしれません。

編集部の完全主観ランキングでは、１位　胡麻ドレッシング、２位　わさび　となりました。
編集部は女性が多いのですが、男性にも意見を広げると、白味噌、ねり梅が合う、しょうゆマヨにも合いそう、という意見もありました。
また、白味噌がおいしかったので、愛知定番の味噌ソース「つけてみそかけてみそ」も試しましたが、こちらは意見が分かれる結果に。他県のみなさまの感想も気になるところです。

総評としては、レモン果汁、めんつゆは単独でサボテンに合わせるのは難しそう。他の調味料と合わせるか、料理のアクセントにとどめておくのがいいかも。その他の調味料は、どれもディップだけでもおいしく、料理次第でさらに可能性を広げそうでした。

みなさんもぜひ試してみてくださいね。